「ストリートダンス」と「ヒップホップダンス」の違いとは?分かりやすく解釈

「ストリートダンス」と「ヒップホップダンス」の違いとは?分かりやすく解釈専門用語・業界用語

この記事では、「ストリートダンス」「ヒップホップダンス」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ストリートダンス」とは?

「ストリートダンス」とは路上で踊られることから発生したジャンルの踊りです。

アメリカの黒人向け音楽番組では黒人アーティストが歌にあわせてダンスを披露しており、それに触発されて街の路上で踊る若者が増えたことから「ストリートダンス」の文化が育まれ始めました。

そういったダンスにも様々な種類の踊りがありますが特定のダンスを指す言葉ではなく、路上で踊られた様々なジャンルのダンスをまとめて指す総称が「ストリートダンス」です。


「ヒップホップダンス」とは?

「ヒップホップダンス」とはヒップホップ文化の一部として生まれたダンスです。

音楽を担当するDJとただの道路を舞台へと変えるグラフィティ、そしてブレイクダンスの組み合わせがヒップホップの構成要素になります。

元々ヒップホップ文化の一環でしたが「ストリートダンス」の流行と発生時期が近く、「ヒップホップダンス」もストリートで踊られるダンスだったことからアメリカ東海岸での「ストリートダンス」としても扱われるダンスです。


「ストリートダンス」と「ヒップホップダンス」の違い

「ストリートダンス」「ヒップホップダンス」の違いを、分かりやすく解説します。

路上で踊ることを楽しむあるいは路上で自己表現するためのダンスの総称が「ストリートダンス」で、現在ではその一種としても扱われるヒップホップ文化の一要素として生まれたブレイクダンスが「ヒップホップダンス」です。

「ストリートダンス」はアメリカ西海岸で生まれたものも東海岸で生まれたものもありますが、「ヒップホップダンス」は東海岸で生まれたものになります。

まとめ

路上で踊られるものとして発生した様々なダンスの総称が「ストリートダンス」で、その一種として扱われるヒップホップ文化として生まれたブレイクダンスが「ヒップホップダンス」という扱いになります。

ヒップホップ文化が「ストリートダンス」に含まれるわけではありませんが、「ヒップホップダンス」をダンスとして分類するなら「ストリートダンス」に分類されるという関係です。