「エピローグ」と「エンドロール」の違いとは?分かりやすく解釈

「エピローグ」と「エンドロール」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「エピローグ」「エンドロール」の違いについて紹介します。

エピローグとは?

エピローグとは、小説や映画などの文学作品において最終章のことをいいます。

また、演劇では物語が終わったところで一人の俳優が観客に向かって語りかける納めの言葉のことを指します。

物語の本筋が終わったところで後日談などを離すことが多いので、納め口上と呼ばれることもあります。

エピローグは英語の「epilogue」をそのまま日本語読みした言葉で、冒頭の「prologue(プロローグ)」と対になっています。

元々は、ギリシャの古代演劇の用語として使われていました。

最近では演劇でもあまり見かけなくなっています。


エンドロールとは?

エンドロールとは、映画やドラマ等の終わりに表示される制作に関わった人の名前の一覧のことをいいます。

エンディングロールとかエンディングクレジット、クレジットタイトルと呼ぶこともあります。

映画に出演している俳優や監督、裏方として制作に関わったスタッフ、協力企業・団体などの名前が流れます。

映画やドラマなど複数の人が関わった作品で行われるものです。

映画やドラマの最後に流れる場合がエンドロールで、オープニングに流れる場合にはオープニングクレジットといいます。


エピローグとエンドロールの違い

エピローグは物語の最後の部分で、小説や演劇、音楽など様々な文学作品に用いられます。

エンドロールは作品に関わった人の一覧で、映画やドラマなど視覚的な作品で行われるものです。

エピローグは物語の一部ですが、エンドロールは物語の一部には含まれません。

ただし、映画やドラマの中には、エピローグの際にエンドロールが流れることもあります。

まとめ

エピローグは物語の一部に含まれますが、エンドロールは物語の一部には含まれません。

また、エピローグは映画やドラマだけではなく小説や音楽などにもありますが、エンドロールは映画やドラマ、アニメなど視覚的な作品で行われるものです。