この記事では、ファッションの「ストリート系」と「B系」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ストリート系」とは?
街を歩くのが好きな若者たちが自分の個性を活かしつつ個性を出した服装を「ストリート系」【すとりーとけい】といます。
柄はなく、落ち着きがあるシンプルなものを選び、白のロングTシャツには黒と白のスカジャンを重ねて細身のデニムをコーデしたり、短い丈の青いデニムジャケットの下に灰色パーカーを合わせるといったファッションを楽しむのです。
全体的に紺や水色、白、灰色といった色をうまく合わせるのが魅力になります。
「B系」とは?
米国で流行った“hiphop”(ヒップホップ)を歌う歌手が着ていた服装を「B系」【びーけい】といいます。
太めのパンツをだぼっとラフに穿き、厚めのスニーカーを合わせる足元を始め、裾や袖は長く、大き目のサイズを着るわけです。
上着の裾はパンツの上に出し、頭にはキャップや毛糸の帽子を被るのが「B系」ファッションに見られる個性になります。
女性の中にはかなり短いデニムパンツにノースリーブのヘソ出しトップで決めたり、冬はジャンバーにフードをあえて外に出して合わせるといったお洒落を楽しんだのです。
「ストリート系」と「B系」の違い
「ストリート系」と「B系」の違いを、分かりやすく解説します。
デニム素材の服を必ず取り入れて、白や灰色のロングTシャツやパーカーを合わせるのが「ストリート系」です。
パンツは細身のスキニータイプを選び、下に着る服は無地を選ぶのも忘れません。
靴はレースアップのブーツや地味なスニーカーを合わせる「ストリート系」は全体的に大人しく、清純的なカジュアルさを表現します。
もう一方の「B系」は大きめのXラージのロゴが個性的なパーカーを太いパンツの上に出して着て、白いスニーカーを合わせます。
胸元には大きな装飾をあえて見せるよう首にかけて、手にはいくつもの指輪をはめるといった人もいたのです。
また、選ばれたブランドは“adidas”(アディダス)や“NIKE”(ナイキ)といったブランドが選ばれました。
まとめ
どちらも過去にかなり流行った服の系統を指すものですが、着るものや合わせ方に違いがありますので、自分なりに比較してみるといいでしょう。