この記事では、「アザレア」と「ツツジ」の違いを分かりやすく説明します。
アザレアとは?
アザレアとはツツジの一種で、台湾のツツジがベルギーに渡りヨーロッパを中心に品種改良されたツツジの総称です。
室内で観賞するための鉢物として品種改良が行われ、大輪八重咲の華やかな花を咲かせます。
アゼリアや西洋ツツジ、オランダツツジと呼ぶこともあります。
ヨーロッパではツツジのことをAzalea(アザレア)と呼んでいます。
アザレアは日本にも輸入されるようになり、日本国内で品種改良も行われています。
アザレアには、ロマンス・パールやクリスタル・パール、越の淡雪、ロザリーといった園芸品種があります。
ツツジとは?
ツツジとはツツジ科に属する植物で、アジアに広く分布しています。
日本でも昔から栽培されてきました。
ツツジはネパールでは、国の花とされます。
ツツジには様々な品種があり、花の色も白や赤、ピンク、紫、褐色など幅広いです。
サツキやシャクナゲ、アザレアなどもツツジの仲間になります。
ヤマツツジやキシツツジ、モチツツジ等は日本に自生している品種です。
江戸時代には品種改良が盛んに行われ、本霧島や白琉球、大紫といった品種が誕生しました。
これらは現在でも園芸品種として流通しています。
アザレアとツツジの違い
アザレアはツツジの一種です。
ツツジには様々な品種があり、その中でもヨーロッパで品種改良されたものをアザレアと呼んでいます。
日本に元々自生していたツツジに比べると、アザレアには八重咲などがあり豪華な印象があります。
どちらも赤や白、紫など沢山の色がありますが、カラーバリエーションはアザレアの方が豊富です。
それからどちらもルーツは日本などのアジア地域なので、比較的栽培は容易に行えます。
まとめ
アザレアはツツジの一種で、ヨーロッパで品種改良されたものです。
日本に自生するツツジよりも、アザレアの方が豪華で華やかな印象があります。