「あおぞら銀行」と「GMOあおぞらネット銀行」の違いとは?分かりやすく解釈

「あおぞら銀行」と「GMOあおぞらネット銀行」の違いとは?分かりやすく解釈違い

GMOあおぞら銀行はあおぞら銀行のインターネット支店じゃないの?この記事では、「あおぞら銀行」「GMOあおぞら銀行」の違いを分かりやすく説明していきます。

「あおぞら銀行」とは?

鶴田真由氏がイメージキャラクターを務めていた日本債権信用銀行からの転身したのがあおぞら銀行です。

2001年にあおぞら銀行の名前になり、普通銀行に転換したのは2006年から。

これにより高度経済成長期の1つのシンボルでもあった長期信用銀行はあおぞら銀行の業態転換によって消滅することになりました。


「GMOあおぞら銀行」とは?

インターネット専業銀行らしい普通金利の高さが特徴。

一般的な都銀や地方銀行と比較して普通金利預金の利率は約200倍になります。

あおぞら銀行とGMOインターネット&GMOフィナンシャルホールディングスとの共同出資。

その比率はあおぞら銀行約91%、GMOインターネット&フィナンシャルホールディングスで約9%になります。


「あおぞら銀行」と「GMOあおぞら銀行」の違い

「あおぞら銀行」「GMOあおぞら銀行」の違いを、分かりやすく解説します。

この2行は何も予備知識が無ければ、一見同じ会社のインターネット支店だと思ってしまうのは間違いないでしょう。

しかし筆頭株主をはじめ、主要株主を見ればわかる通りで完全別会社になります。

間違えやすいのはGMOあおぞら銀行。

インターネットサービス大手のGMOが頭についている事から、予備知識が無くてもなんとなく「ネットバンクではないか?」と察することができるはずです。

これにより「あおぞら銀行のネット支店じゃないの?」初見ではこんな勘違いをしても仕方ありません。

実際にはあおぞら銀行のネット支店は“BANK”支店表記になります。

GMOあおぞら銀行は金融庁の定める「新たな形態の銀行」でいわゆるインターネット専業銀行です。

日本国内におけるインターネット専業銀行11行、有人窓口を持たない8行のうちの1つであり、前述した普通金利の高さなどネット銀行ならではの特徴を持ちます。

ネット銀行としてのGMOあおぞら銀行の特徴は決済用預金の取り扱いがある点です。

インターネット専業銀行他行ではわずか1行しか取り扱っていません。

まとめ

あおぞら銀行は普通銀行、GMOあおぞら銀行はインターネット専業銀行なのが決定的に違います。

あおぞら銀行BANK支店とGMOあおぞら銀行は混同しがち。

BANK支店は他行でも存在する店舗を持たない業態、当然通帳を作成するにはBANK支店で口座開設手続きが必要になります。

あおぞら銀行の主要株主は日本マスタートラスト信託銀行で、発行済株式総数に対する所有株式数の割合は15. 51%。

一方のGMOあおぞら銀行はあおぞら銀行91. 26%で完全に別会社です。

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