この記事では、「ドライカレー」と「カレーピラフ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ドライカレー」とは?
ドライカレーとは、汁気がほとんどないカレーライスのことをいいます。
ドライカレーは日本で生まれた料理で、明治時代に船上でコックが考案したといわれています。
ひき肉と野菜をみじん切りにしたものを炒め、カレー粉などで味をつけてご飯の上にのせた料理です。
キーマカレーの一種とも考えられます。
また、ドライカレーというとカレー風味の炒飯やカレーピラフを指す場合もあります。
「カレーピラフ」とは?
カレーピラフとは、カレー味のピラフです。
ピラフは生の米と野菜などの具材を炒め、スープや香辛料を加えて炊き上げた料理のことをいいます。
洋風の炊き込みご飯のような料理なので、ご飯そのものにカレーの味が付いています。
スパイシーな香りが食欲をそそります。
「ドライカレー」と「カレーピラフ」の違い
ドライカレーは汁気のないカレーで、カレーピラフやカレー風味の炒飯が含まれることもあります。
本来、ドライカレーというと白いご飯の上に挽き肉や野菜を炒めカレー粉などで味を付けたものをのせた料理を指します。
カレーピラフやカレー風味の炒飯をドライカレーと呼ぶのは、関西など一部の地域に限られます。
ただし、ドライカレーに明確な定義などはなく、汁気のないカレーという意味ではカレーピラフもカレー風味の炒飯もドライカレーと呼んで間違いではありません。
通常のドライカレーとカレーピラフの違いは、ご飯そのものにカレー味が付いているかどうかにあります。
通常のドライカレーは白いご飯にカレーをのせていますが、カレーピラフはご飯にカレーの味が付いています。
まとめ
ドライカレーは汁気のないカレーで、白いご飯の上に汁気のないカレーをのせています。
それに対してカレーピラフは、具材と一緒にカレー粉も炊き込んでいるのでご飯にもカレーの味が付いています。