「なあなあになる」と「決着をつけない」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「なあなあになる」と「決着をつけない」の違いとは?違い

この記事では、「なあなあになる」「決着をつけない」の違いを分かりやすく説明していきます。

「なあなあになる」とは?

なあなあになるとは、相手と折り合いをつけて適当に済ませるような関係になることをいいます。

「なあなあ」は感動詞の「なあ」を重ねた言葉で、慣れ合っている状態を表しています。

手抜きをするとかいい加減にするといった意味もあります。

例えばミスをしても何とかなると思ってそれを挽回するような行動をとらなかったり、相手もそれを許容したりする関係をなあなあになると表現したりします。


「決着をつけない」とは?

「決着」には、「きまりがつくこと、物事を決めること」という意味があります。

それをしないのが決着をつけないで、終わらないことやはっきりしない状態を表しています。


「なあなあになる」と「決着をつけない」の違い

なあなあになるは慣れ合った関係になることを表していて、決着をつけないはきまりをつけないことを表しています。

なあなあになるには決着をつけずにうやむやにするという意味があります。

そのためなあなあになるには、決着をつけないことに加えてうやむやにするというニュアンスが含まれます。

「なあなあになる」の例文

・『取引先となあなあになるのはあまり良くないので、公私のけじめはつけるようにしなさい』
・『このままなあなあになるのは問題なので、今後についてきちんと話し合おうと思う』

「決着をつけない」の例文

・『こういった問題は解決が難しいので、決着をつけないまま年数が経過してしまった』
・『お互いの言い分が大きく隔たっている間は決着をつけないで、しばらく様子を見ていこう』

まとめ

なあなあになるは慣れ合うような関係になることで、決着をつけずにうやむやにするという意味もあります。

決着をつけないはきまりをつけないことです。

それに加えてうやむやにするという意味が含まれるのがなあなあになるになります。

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