「ペアン」と「コッヘル」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ペアン」と「コッヘル」の違いとは?違い

外科手術で使用される器具には独特の名前のものが多いのですが、その中でも有名なものの一つが「ペアン」と呼ばれる器具です。

それでは、この「ペアン」とはどういう意味でしょうか。

また、「コッヘル」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「ペアン」「コッヘル」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ペアン」とは?

「ペアン」とは、外科手術で使用されるハサミのような形状の器具で、主に血管を挟んで止血するために使用されます。

こういった形状の器具を鉗子と呼ぶため、「ペアン鉗子」と呼ばれることもあります。

先端に鉤爪のような鉤(こう)と呼ばれるものが付いているために、挟んだ状態をキープしておくことができるようになっています。

「ペアン」という名前は、この器具を発明したと言われている医師の名前から取られています。


「コッヘル」とは?

「コッヘル」とは、同様に外科手術で使用される組織を挟むために使われるハサミのような形の器具のことです。

「ペアン」と違って、先端にストッパーの役割の爪がなく、指を離すと開いてしまうのが特徴です。

先端は曲がっているものも真っ直ぐなものもあります。


「ペアン」と「コッヘル」の違い

「ペアン」「コッヘル」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、外科手術などで使用される組織を挟むために使われるハサミのような器具であることは同じですが、特徴的な違いがあります。

この2つの違いを最も簡単に説明するならば、先端に鉤(こう)と呼ばれる爪状のものが付いているのが「ペアン」であり、付いていないのが「コッヘル」ということになります。

これは、日本の多くの現場での一般的な定義なのですが、本来の定義は鉤のある無しではなく先端の形状そのもの違いという説もあります。

ただ、この2つの用途は明確に違うので、医師が受け取った時点ですぐにわかるように、「ペアン」には持ち手の部分にギザギザが付いいているのが普通です。

まとめ

この記事では、「ペアン」「コッヘル」の違いを、解説してきました。

これらは前述のように「鉗子」の種類としての名称です、実はこれ以外にも似たような形状のものに「モスキート」「ブルドッグ」「ケリー」「アリス」など多くのものがあります。

機会があれば全て調べてみるのも面白いでしょう。

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