この記事では、「最寄品」【もよりひん】と「買回り品」【かいまわりひん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「最寄品」とは?意味
最寄りのスーパーやコンビニで買える商品を「最寄品」【もよりひん】といいます。
家から普段着のままでも気軽に立ち寄れる商店に行って買える煙草や化粧品、食料品を指す言葉です。
カゴを持たなくても、片手に持ってさっと買える雑誌や新聞、薬なども当てはまり、1個当たりの価格が安い物という意味があります。
「買回り品」とは?意味
購入するとき、その品質や価格を見て、他店と比較したうえで買う人や動物が身につける物を「買回り品」【かいまわりひん】といいます。
対象となるのは、服や靴など毎日使う物です。
例えば、この店で売っている靴と駅前の店舗では100円しか値段が変わらないが、質がかなり違うと思ったときは上質な方を購入するでしょう。
このように、素材や作り、値段を見比べるため買い回りして購入する品物という意味があります。
「最寄品」と「買回り品」の違い
「最寄品」と「買回り品」の違いを、分かりやすく解説します。
自宅や働いている場所から近くの店で買える、日ごろ使う日用品や食料品まで安く買える物を「最寄品」といいます。
近い場所にあるため、歩いて気軽に買えるといった物を対象にした呼び方です。
もう一方の「買回り品」は、複数の店舗をまわって質や価格などを見比べてみて、1番いいと思って購入する商品といいます。
商品を見比べるため自ら店をまわり、1円でも安く、質がいいものを買おうと行動して買うのです。
「最寄品」の例文
・『自宅の近くにある激安店で、最寄品をまとめて購入した』
・『昼食は職場から近い店で最寄品を買って料理する』
「買回り品」の例文
・『1番安く買える買回り品を見つけたときは、賢く買えたと思う』
・『いろいろな店を買回ってから1番お洒落な服を買っている』
まとめ
どちらも自ら選ぶ商品を指す言葉ですが、意味に違いがありますので、自分なりにうまく使い分けて状況に合う使い方をしてみるといいでしょう。