「サインアップ」と「サインイン」はいずれも「サイン」という言葉が使われていますが、意味が異なるため区別して認識しておく必要があります。
この記事では、「サインアップ」と「サインイン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「サインアップ」とは?
「サインアップ」は、英語で「契約する」や「署名する」「登録する」を意味する“sign up”が語源となったカタカナ語です。
日本では、「何らかのサービスを使用するために新たに会員登録すること」という意味で普及しています。
「サインイン」とは?
「サインイン」は英語の“sign in”が由来となった言葉です。
英語では「署名して特定の場所に入ること」や「既存のユーザー名やパスワードを入力して特定のネットワークなどに接続すること」を示し、日本においては主に「作成済みのアカウントにアクセスすること」という意味合いで使用されています。
「サインアップ」と「サインイン」の違い
「サインアップ」と「サインイン」の違いを分かりやすく解説します。
「サインアップ」は「特定のサービスなどを利用するために会員登録する」ことを示し、新しいアカウントを作る際に使用される言葉です。
一方、「サインイン」は、「特定のサービスなどに会員登録している人が、ユーザー名やID、パスワードを入力してそのアカウントにアクセスすること」を意味します。
ユーザー名やID、パスワードのほか、近年では顔認証や指紋認証を使った「サインイン」も可能になってきています。
なお、「サインイン」と同じ意味で「ログイン」「ログオン」といった言葉が使われることもあります。
以上のことから、あるサービスを利用する場合、最初に「サインアップ」をおこない、その後「サインイン」によってアカウントにアクセスし会員専用のコンテンツを利用することになります。
まとめ
「サインアップ」は「新規会員登録」を示し、「サインイン」は「IDやパスワードを用いて取得済のアカウントにアクセスすること」を示します。
二つの意味の違いを正しく理解して、混同せず適切に使い分けられるようになりましょう。
