この記事では、「のろのろ」と「ぐずぐず」の違いを分かりやすく説明していきます。
「のろのろ」とは?
動きが遅くて、ゆっくりしているさま、という意味です。
動作や物事の進み具合がゆっくりで機敏ではないさまをいいます。
小さな子どもが食事をするときのことで説明をします。
小さな子どもは、大人が思っているように食べてくれません。
一口食べては遊んだり、テレビを見たりして、食事の進み具合が遅いです。
もうすぐ幼稚園に行かなければならない時間なのに、まだ食べ終わっていないこともあります。
もっとテキパキと速く食べてくれないかと思う親もいることでしょう。
このときの子どもの食べるさまをいいます。
今度は、車の進み方で説明をします。
渋滞が起こると車の進み具合が遅くなります。
完全にとまっているのではないけれど、前に進む具合が遅いこのさまを「のろのろと進む」といいます。
「ぐずぐず」とは?
この言葉の主な意味は4つあります。
1つめは、動作がテキパキとしておらず、物事をすすめられないさまです。
寒いと布団からでたくなく、起きなければと思っても布団の中に長くいてしまいがちです。
次の行動になかなか移れないのです。
このようなさまをいいます。
2つめは、ぶつぶつと不平不満をいうさまです。
3つめは、天候があいまいなさまです。
梅雨の曇ったり雨が降ったりする天気などをいいます。
4つめは、物の煮え立つ音です。
煮物料理を作っているときの音がこれに当てあまります。
「のろのろ」と「ぐずぐず」の違い
「のろのろ」と「ぐずぐず」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも動作や進み具合について使われる言葉です。
前者は、動作を行っているけれど、その進み具合がゆっくりなことをいいます。
後者はなかなか動作に移ることができないさまをいいます。
また、後者には天候がはっきりしないさま、物の煮え立つ音などの意味もあります。
まとめ
動作に関する言葉である点が似ていますが、それぞれの動作の様子は異なります。