この記事では、「ですね」と「ですよね」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ですね」とは?
人に問いかけるとき使うのが「ですね」です。
本当にこれでいいのかと念押しするときに使われている言葉であり、「だね」を丁寧に表記した言葉でもあります。
使い方としては、「難しいですね」といって、その仕事をこなすのは難しいと感じるとき使うわけです。
その返答として「まったくですね」と返す場合もあります。
また、親しい者の間では「ですね」と「そうですね」と同意した気持ちを省略して伝える言葉です。
「ですよね」とは?
相手が話す内容に対し同意意見である気持ちを表すときに使うのが「ですよね」です。
職場でも比較的気軽に話せる相手に対して使われる言葉であり、「ふざけてるよな」と苛立つ目上の人に対して「ですよね」と言って自分の意見を返します。
この言葉には自分が疑問に思うとき確信を得るために知識がある者へ尋ねたとき「そうだ」と返答されれば「ですよね」と安堵する気持ちを持つわけです。
「ですね」と「ですよね」の違い
「ですね」と「ですよね」の違いを、分かりやすく解説します。
「ようやく完成ですね」といって、一緒に作り上げてきた仲間と喜びを分かち合うわけです。
また、自分が同情する気持ちを伝えるときは「気の毒ですね」といった言い方をします。
このように、いつも顔を合わせる親しい人に対して気軽に会話するとき使い、自分の気持ちを伝えるのです。
もう一方の「ですよね」は「ですね」よりも強く確信したときや同意する気持ちを表します。
「ですね」の例文
・『あなたの鼻は高いので、お洒落な眼鏡が似合いそうですね』
・『お風呂場を改善して、カビが発生しなくなって良かったですね』
「ですよね」の例文
・『大金をはたいて買った新築の家が傾くのは嫌ですよね』
・『高い家賃を払っているのに、駅から20分もかかるとは酷いですよね』
まとめ
似ている言葉ですが、「よ」を入れると強い同意する気持ちや確信を示せます。
使い方を学び、どのように表せばいいか自分なりに考えてみるといいでしょう。