「でしたら」と「であれば」の違いとは?分かりやすく解釈

「でしたら」と「であれば」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「でしたら」「であれば」の違いを分かりやすく説明していきます。

「でしたら」とは?

「でしたら」の意味は、「仮定としてある事柄を述べた後、それに続ける接続詞の丁寧な表現」です。


「でしたら」の言葉の使い方

「でしたら」は、ビジネス用語だけではく日常でも使われる表現です。

「でし」は丁寧語「です」の連用形、「たら」は助動詞「た」の仮定形で、「~なら」の丁寧な表現になります。

2つの文節をつなぐ語で、目上の人や社外の人などに仮説として説明する時に使われます。


「であれば」とは?

「であれば」の意味は、「仮定としてある事柄を述べた後、それに続ける接続詞」という意味です。

「であれば」の言葉の使い方

「であれば」は、ビジネス用語だけではなく日常会話でも使われる表現です。

「で」は助動詞「だ」の連用形、「あれば」は動詞「あれば」は動詞「ある」の仮定形です。

「~であるならば」を略した語で、2つの文節をつなぐ語として使われます。

ただし、敬語表現ではありませんので、目上の人や社外の人に使うのには適していません。

「でしたら」と「であれば」の違い

「でしたら」「仮定としてある事柄を述べた後、それに続ける接続詞の丁寧な表現」です。

「であれば」「仮定としてある事柄を述べた後、それに続ける接続詞」です。

「でしたら」の例文

「でしたら」の例文は以下の通りです。

・『ご入用でしたら、格安にてお分けいたします』
・『ご無理でしたらお断りくださって構いません』
・『私の勘違いでしたらお許しください』

「であれば」の例文

「であれば」の例文は以下の通りです。

・『この程度であれば10分ほどで修理できる』
・『日本人であれば簡単に理解できる』
・『英語ができるのであればこの文章を訳して欲しい』

まとめ

今回は「でしたら」「であれば」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。