同じような意味で使われる言葉として「休み」と「休憩」があります。
どちらも日常的に使われている言葉ですが具体的にどんな違いで使い分ければいいのでしょうか。
今回は、「休み」と「休憩」の違いを解説します。
「休み」とは?
「休み」とは、「活動を停止すること」を意味する言葉です。
「休み」の使い方
継続的に続けてきた活動を一旦停止することを意味します。
主に負担の軽減や疲労回復、余暇時間の確保などを目的にした活動しない状態を表す言葉です。
仕事や業務に対して用いられるほか学校へ行くことや習い事など習慣的に繰り返して行われる行為を一時的に中断する場合に用いられることが多く、1日や1週間などある程度の長さで中断する場合に用いられる表現です。
「休憩」とは?
「休憩」とは、「活動の間に疲労を回復するため一時的に中断すること」を意味する言葉です。
「休憩」の使い方
仕事の途中や勉強の合間など継続的に行われている活動の間に設けられる中断の時間を指します。
「休憩」の「憩」は「いこい」と読みゆったりくつろぐことを意味する言葉です。
作業で疲れた体を回復するためゆったりくつろぐ時間として設けられる一時的な中断が「休憩」です。
「休み」と「休憩」の違い
「休み」と「休憩」の違いは「作業の合間であるか否か」です。
疲労回復や余暇活動のために活動を一時的に停止する行為が「休み」、現在継続している活動の合間にとるくつろぎの時中断間が「休憩」という違いで区別されます。
負担軽減を目的にした活動の停止全般を表す言葉が「休み」で「休み」の中でも仕事や学業など継続的な活動の合間にとるものを特に「休憩」と表現します。
「休み」の例文
・『明日は仕事が休みだ』
・『旅行に行くので休みをもらう』
「休憩」の例文
・『昼は1時間休憩をとる』
・『休憩中に弁当を食べる』
まとめ
「休み」と「休憩」はどちらも休息するための時間を表しますがタイミングの違いで区別されます。
日常的に使われている表現なので使い分けの基準を理解しておきましょう。