この記事では、「志望しました」と「志望します」の違いを分かりやすく説明していきます。
「志望しました」とは?
自分はこうしたい、こうなりたいと望みました、という意味です。
「志望」には、自分はこうしたい、こうなりたいと望むことという意味があります。
たとえば、画家になりたいという場合は「画家志望」といいます。
「ました」の「た」は、動作や作用が過去に行われた意を表します。
この言葉は、入学や入社の試験の際に使われることがあります。
入学や入社の面接試験では、なぜこの学校や会社を選んだのかと質問を受けることが珍しくありません。
その質問に対して、「こういう理由でこの学校・会社に入ることを望みました」と伝える際にこの言葉を伝えます。
「○○の理由でこの学校を志望しました」のような使い方をします。
「志望します」とは?
自分はこうしたい、こうなりたいと望んでいます、という意味です。
進路相談のときにこの言葉が使われることがあります。
「どんな道に進みたいのか」「どの学校に入ることを望んでいるのか」などが、進路指導では話し合われます。
生徒が望む道や学校を伝えるときに、「○○を志望します」という使い方をします。
どの部署に入りたいかを問われたときにも使われています。
「自分はこの部署に入りたいと望んでいる」ということを「○○部署を志望します」という言い方で伝えます。
「志望しました」と「志望します」の違い
「志望しました」と「志望します」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は過去形になっています。
なぜ志望したのかを述べるときに使う形です。
ある学校や会社に入ることを志望して、その学校や会社の試験の場面で使われます。
後者は過去形ではありません。
今これを望んでいますという場面で使うことが多いです。
進路やこれから入る部署などを話すときに使われます。
まとめ
2つの言葉は過去形なのか、そうでないのかに違いがあります。
これによって使う場面が変わります。