自分の能力を信じる気持ちを表す言葉には「自己効力感」や「自己肯定感」があります。
この記事では、「自己効力感」と「自己肯定感」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自己効力感」とは?
「自己効力感」とは行動や仕事に対して、これを実行できる能力があると考える力を示す言葉です。
「自己効力感」は英語で「セルフエフィカシー」と呼ばれるものであり、こちらは心理学用語として色々な場面で取り入れられています。
「自己効力感」とは行動や仕事に対して実行できる能力があると考えることであり、これが低いと自分に対して無力感を抱きやすくなります。
この考え方は仕事に対するモチベーションや能率に大きな影響を与えるものと考えられており、人材育成や教育の分野でも取り入れられています。
「自己肯定感」とは?
「自己肯定感」とは自分のことを肯定する気持ちや感覚を示す言葉であり、こちらはありのままの自分を受け入れる点が特徴です。
「自己肯定感」は成功した体験から失敗した体験など様々なものから作られるものであり、今の自分を受け入れることで作られます。
「自己効力感」と「自己肯定感」の違い
「自己効力感」とは行動や仕事に対して実行する能力があると考える力を示す言葉です。
「自己効力感」は成功するビジョンを軸にして考えるのが特徴であり、これとは反対に「自己肯定感」は成功失敗に関わらずありのままの自分を受け入れる感覚を表します。
「自己効力感」の例文
・『仕事と自己効力感についてのレポート』
・『自己効力感が低いのが悩みです』
「自己肯定感」の例文
・『サークルに入ったことで自己肯定感が増した気がします』
・『失敗したことも受け入れることで、自己肯定感が生まれました』
まとめ
「自己効力感」や「自己肯定感」はどちらも自分を信じる力や感覚を示す言葉です。
前者は成功を軸にして考えるのが特徴であり、後者は成功失敗にかかわらずありのままの自分を受け入れるのが特徴です。