街の中には多くの「産婦人科」と呼ばれる医院があります。
これは「産科」と「婦人科」を一緒にしたものですが、「産科」に行くと特有の診察をするのが一般的です。
それでは、この「産科診察」とはどういうものでしょうか。
また、「妊婦検診」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「産科診察」と「妊婦検診」の違いを分かりやすく説明していきます。
「産科診察」とは?
「産科診察」とは、一般的に「産科」と呼ばれている医療機関に行って、診察をしてもらうことを言います。
通常は妊娠に関連する診察のことなので、その他の「婦人科」の診察とは明確に区別されます。
「妊婦検診」とは?
「妊婦検診」とは、妊娠している婦人が自身と胎児に関する定期的な検査のことを言います。
したがって、「妊婦健診」を受けるのは「母子健康手帳(母子手帳)」を持っている人だけであると定義できます。
検診の結果は、その「母子手帳」に記録され、緊急時に参照できるようにします。
「産科診察」と「妊婦検診」の違い
「産科診察」と「妊婦検診」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、妊娠に関連する診察や検査を行うということは同じですが、基本的には妊娠しているかどうかということが大きく関係してきます。
「産科診察」に関しては、妊娠や出産に関する診察を行うのですが、「妊婦健診」の場合は妊娠が確定している患者のみが受けるものです。
すなわち、妊娠が確定している妊婦の状態を検査するのが「妊婦健診」であり、それを含めた「産科」における診察全てを「産科診察」と言います。
したがって、「妊婦健診」も「産科診察」の一部と言うこともできます。
まとめ
この記事では、「産科診察」と「妊婦検診」の違いを、解説してきました。
この2つの違いはある意味では、持病を持っている人の定期的な健診と、病気であるかどうかも確定していない人が行う診察との関係に似ているとも言えます。