この記事では、「プライド高い」と「負けず嫌い」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「プライド高い」とは?
自尊心が人よりも強い人を「プライド高い」【ぷらいどたかい】といいます。
自分の優れた部分に誇りを持つ心として使われていますが、優れている人間であるため何をしてもできるといった気持ちがとても強く出てしまうのです。
しかし、この自尊心が少し間違って表れると見下しては馬鹿にする言葉を伝えたり、自意識過剰な態度を見せるといった面倒な姿を見せます。
「負けず嫌い」とは?
人に負けたくないと強く思う人を「負けず嫌い」【まけずぎらい】といいます。
自分の方が何でもできると強く信じている人は、仕事や恋愛の面でも自分の方が勝っていると思うため簡単には負けないと思っているわけです。
そのような自意識過剰な人は、勝負したとき絶対に負けないと思う気持ちが強く、もし負けてもその現実を簡単には受け入れません。
「プライド高い」と「負けず嫌い」の違い
「プライド高い」と「負けず嫌い」の違いを、分かりやすく解説します。
人よりも自尊心がとても強く、自分は優れているため何でもできるといった優越感を持つ人を指す言葉です。
「プライド高い人は疲れる」といったように、あまりいい意味で使われる場面は少なく、人から見ると扱い難いと思われてしまいます。
もう一方の「負けず嫌い」は絶対に自分が負けたくないと思う気持ちで人と競います。
負けても「調子が悪いから」と認めず、自分が弱いとは絶対に認めません。
「プライド高い」の例文
・『プライド高い女優は、主人公の役でないと仕事を引き受けない』
・『プライド高い兄は見下されると、たとえ社長であっても許さない』
「負けず嫌い」の例文
・『負けず嫌いの姉は、相手が病人であっても負けは認めない』
・『負けず嫌いの妹は、先輩にも強気で勝負を挑むので驚いてしまう』
まとめ
どちらも似たような意味を持つ言葉ですが、どのような場面のときどちらを使って伝えればいいか自分なりに学んでみるといいでしょう。