「ナルシスト」と「自分を好きになる」の違いとは?分かりやすく解釈

「ナルシスト」と「自分を好きになる」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「ナルシスト」「自分を好きになる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ナルシスト」とは?

「ナルシスト」とは、「自分自身を愛してしまい、陶酔している状態の人」のことです。


「ナルシスト」の言葉の使い方

「ナルシスト」は英語の「narcissist」が日本語化した言葉で、ギリシャ神話の「ナルキッソス(ナルシス)」という美青年の名前に由来しています。

精霊のエコーは、美青年ナルキッソスに人目ぼれしましたが、彼がエコーにありにもそっけない態度を取ったことから、神々の怒りに触れました。

ナルキッソスは湖に映った自分に恋をして、毎日の様に恋い慕うという呪いをかけられ、いつしか衰弱して「水仙の花」になってしまいました。

ここから「自己愛が過ぎて陶酔している人のこと」として使われる様になったのです。


「自分を好きになる」とは?

「自分を好きになる」の意味は以下の通りです。

1つ目は「自分の容姿に自信を持ち、うぬぼれること」という意味です。

2つ目は、「自分の内面に自信を持って行動できる様になること」という意味です。

「自分を好きになる」の言葉の使い方

「自分を好きになる」は、自分の外見・内面のどちらにも使われます。

「外見を好きになる」場合、度が過ぎると上記で紹介した「ナルシスト」と同じ意味になります。

「内面を好きになる」場合、自己の長所・短所共に受け入れて、自信を持つことという自己啓発の意味になります。

「ナルシスト」と「自分を好きになる」の違い

「ナルシスト」「自己愛が過ぎて陶酔している人のこと」です。

「自分を好きになる」「自分の容姿に自信を持ち、うぬぼれること」「自分の内面に自信を持って行動できる様になること」です。

「ナルシスト」の例文

「ナルシスト」の例文は以下の通りです。

・『彼はいつも鏡を見ているナルシストだ』
・『彼はナルシストで常に自分が一番だと思っている』
・『彼女は整形美人のナルシストだ』

「自分を好きになる」の例文

「自分を好きになる」の例文は以下の通りです。

・『自分を好きになれば困難なことでも挑戦できる』
・『すぐに落ち込む性格なのでもっと自分を好きになりたい』
・『幸せになりたければ自分を好きになることから始めるべきだ』

まとめ

今回は「ナルシスト」「自分を好きになる」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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