「後ろ髪を引かれる」と「未練が残る」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「後ろ髪を引かれる」と「未練が残る」の違いとは?違い

この記事では、「後ろ髪を引かれる」「未練が残る」の違いを分かりやすく説明していきます。

「後ろ髪を引かれる」とは?

相手に対して未練が残る状態であり、すぐに思いを絶てない状態でいることを「後ろ髪を引かれる」【うしろがみをひかれる】といいます。

友人関係であった人と喧嘩したとききっぱり別れられず、どこか髪の毛が引っ張られるような気持ちである状態を指すわけです。

このように、心が残り、思いを断ち切れないでいつまでも次の行動ができないでいることを指します。


「未練が残る」とは?

まだ心残りがある状態を「未練が残る」【みれんがのこる】といいます。

付き合っていた人をいつまでも思い続けて、気になってしまう人間の心理を指す言葉です。

相手はどう思うが、まだ恋愛したいと思う気持ちがある状態を指します。

他にも大事にしていた装飾品を質屋に出すとき、思い出が邪魔して売りたくないと思う気持ちになるとき際にも使われている人の感情を表す言葉です。


「後ろ髪を引かれる」と「未練が残る」の違い

「後ろ髪を引かれる」「未練が残る」の違いを、分かりやすく解説します。

友人や恋人、家族といった人と別れられず、困る様子を表す言葉が「後ろ髪を引かれる」です。

まるで後ろから髪を引っ張られて前に進めないでいる様子を指し、困る気持ちを表します。

もう一方の「未練が残る」は相手に心がある状態で、きっぱり別れられないでいる人の気持ちを指す言葉です。

それだけまだ相手を思う気持ちが残っているときに使います。

「後ろ髪を引かれる」の例文

・『子供を祖母に預けて出稼ぎに行くとき、後ろ髪を引かれる思いだ』
・『新幹線で見送りに来た親戚と別れるとき、いつも後ろ髪を引かれる』

「未練が残る」の例文

・『9年間同棲していた恋人が部屋を出て行った後も未練が残る』
・『未練が残るときは電話番号を消去し、思い出の品は捨てた』

まとめ

少し意味や使い方が似ている言葉を2つ取り上げましたが、使い方を学び、どのように使えばうまく未練が残るか示すといいでしょう。

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