「まとわりつく」と「まつわりつく」の違いとは?分かりやすく解釈

「まとわりつく」と「まつわりつく」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「まとわりつく」「まつわりつく」の違いを分かりやすく説明していきます。

「まとわりつく」とは?

「まとわりつく」とは、「絡み付いて離れないこと」「側にいて離れない」「いつも付きまとっている」という意味を含める言葉です。

漢字では「纏(まと)わり付(つ)く」と書き、同じく「絡み付く」「付きまとう」などの意味を含める動詞「纏(まと)わる」「あるものとあるものが離れない状態になること」「あるものの側に寄って添い従う」などの意味を含める動詞「付く」を組み合わせた表現になります。


「まとわりつく」の使い方

「まとわりつく」は動詞として使われています。


「まつわりつく」とは?

「まつわりつく」とは、先述した「まとわりつく」と同じく、「絡み付いて離れないこと」「側にいて離れない」「いつも付きまとっている」という意味を含める言葉です。

漢字では「纏(まつ)わり付(つ)く」と書き、「絡み付く」「付きまとう」などの意味を含める動詞「纏(まつ)わる」「付く」を組み合わせた表現になります。

「まつわりつく」の使い方

「まつわりつく」は動詞として使われています。

「まとわりつく」と「まつわりつく」の違い

「まとわりつく」「まつわりつく」は同じ意味を表す同義語の関係に当たります。

漢字で表記するとどちらも「纏(まと/まつ)わり付(つ)く」となり、もともとは「まつわりつく」と読まれていたものが、「まとわりつく」に変化したそうです。

「まとわりつく」の例文

・『まとわりつく草木を払いのけて、彼は一心不乱に走り抜けた』
・『足にまとわりつく子供を叱っている母親の姿を目にした』

「まつわりつく」の例文

・『ホラー映画で背後にまつわりつく霊の姿が頭から離れない』
・『彼女の顔にまつわりつく髪をかきあげる仕草に思わず目を奪われてしまった』

まとめ

「まとわりつく」「まつわりつく」は同義語の関係に当たるということでした。