「見返りを求める人」と「求めない人」の違いとは?分かりやすく解釈

「見返りを求める人」と「求めない人」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「見返りを求める人」「求めない人」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「見返りを求める人」とは?

自分の方が利益になり、得するように訴える者を「見返りを求める人」【みかえりをもとめるひと】といいます。

損得勘定で物事を考えては行動するところがあり、どこか卑怯な印象を与えるのです。

例えば、金銭的に困っているというのに、助ければ報酬をよこせといった取引する心の狭さが見られます。

最初から金目的で仕事したり、手を貸すのが「見返りを求める人」に見られる傾向です。


「求めない人」とは?

見返りを「求めない人」【もとめないひと】は、善意の気持ちを持って困った人を助けます。

損得勘定はせず、あくまでも困った人を助けてあげたいと思うからこそ手を貸してあげるわけです。

手を貸した相手に「ありがとう」と感謝されただけで嬉しい気持ちになり、また助けてあげようと行動します。

このような人は、自分が過去にしてもらった親切を決して忘れず、機会があれば行動で恩を返すのです。


「見返りを求める人」と「求めない人」の違い

「見返りを求める人」「求めない人」の違いを、分かりやすく解説します。

自分が不利になると思うときは手を貸さず、お金になると思えば助けるといった「見返りを求める人」は善意の気持ちはありません。

自分が得しないのであれば困っている人を平気で見ぬふりするのです。

もう一方の「求めない人」は、あくまでも自分の好意で手を貸すため行動しますので、金銭や物といったもので見返りを求めません。

また、自らの意思で動き、言われる前に手を貸してあげるといった善意を見せます。

「見返りを求める人」の例文

・『当たり前のように見返りを求める人は、自己中心で困らせる』
・『恋愛において見返りを求める人は、本気で愛す気持ちがない』

「求めない人」の例文

・『見返りを求めない人は、お金にならない作業も進んで請け負う』
・『見返りを求めない人は、不利な立場になっても他人を責めない』

まとめ

対照的な意味を持つ言葉であり、「見返りを求める人」はあまりいい印象ではなく、「求めない人」は善意の心を持つ者を指すといった違いがあると覚えておくといいでしょう。