昔はおしゃれな車好きの乗る車だった「ミニ」という車ですが、今では「ミニカントリーマン」という名前のSUVまで作られているBMWのブランドです。
それでは、この「ミニカントリーマン」とはどういう意味でしょうか。
また、「クロスオーバー」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ミニカントリーマン」と「クロスオーバー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ミニカントリーマン」とは?
「ミニカントリーマン」とは、元々はイギリスのBMC社の人気車「ミニ」の後部を引き伸ばして観音開きのドアをつけたバンタイプのものにつけられた名前であり、現在ではBMWから販売されているコンパクトSUVの名前として引き継がれています。
この名前は後述の理由で日本では使用されていません。
「クロスオーバー」とは?
「クロスオーバー」とは、2011年に日本で販売開始されたBMWのミニのコンパクトSUVタイプのもののことを示す名前です。
前述のように日本以外では「カントリーマン」という名称ですが、日本ではこの名前は、オールドミニのパーツショップが作った車の名前として商標登録されていたために、以前ミニのコンセプトカーとして作られたものの名前を流用して「クロスオーバー」という名前になりました。
「ミニカントリーマン」と「クロスオーバー」の違い
「ミニカントリーマン」と「クロスオーバー」の違いを、分かりやすく解説します。
結論から言えば、この2つの言葉は、現在販売されているBMWのコンパクトSUV車の名前であり、同じものを表します。
ただ、海外で「ミニカントリーマン」として販売されているものを、日本では、登録商標の関係で「クロスオーバー」と呼んでいるだけということです。
すなわち同じものです。
まとめ
この記事では、「ミニカントリーマン」と「クロスオーバー」の違いを、解説してきました。
「ミニ」という車は、その知名度の高さにもかかわらず、何度も名前が変わってきました、BMWが手に入れる前はイギリスのBMCというメーカーで「オースチンミニ」あるいは「モーリスミニ」という名前でしたが、それが「ローバーミニ」になって、その後完全に違う車として「BMWミニ」となりました。