「ご教示」と「ご提示」の違いとは?分かりやすく解釈

「ご教示」と「ご提示」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「ご教示」「ご提示」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ご教示」とは?

「ご教示」「ごきょうじ」と読みます。

意味は、「相手が理解できる様に具体的に表すことの丁寧な表現」です。


「ご教示」の言葉の使い方

「ご教示」「ご」は相手の動作を敬う接頭辞、「教」「おし(える)」とも読み「教えて導く」という意味、「示」「しめ(す)」とも読み「さして表す」という意味、「ご教示」「具体的に表し教え導くことの敬語表現」になります。

目上の人が教えることに使われる語で、尊敬語・謙譲語・丁寧語とあわせて使われます。


「ご提示」とは?

「ご提示」「ごていじ」と読みます。

意味は、「相手に見える様に差し出して見せることの丁寧な表現」です。

「ご提示」の言葉の使い方

「ご提示」「ご」は相手の動作を敬う接頭辞、または自分の動作をへりくだる接頭辞です。

「提」「さ(げる)」とも読み「手に提げて持つ」から転じて「差し出す」という意味、「示」「さして表す」という意味、 「ご提示」「相手に差し出して見せることの敬語表現」になります。

尊敬語か謙譲語かは、後に続く言葉で使い分けます。

「ご教示」と「ご提示」の違い

「ご教示」「具体的に表し教え導くことの敬語表現」です。

「ご提示」「相手に差し出して見せることの敬語表現」です。

「ご教示」の例文

「ご教示」の例文は以下の通りです。

・『やり方をご教示いただければと存じます』
・『コツを是非ご教示くださいますか』
・『今後もご教示のほどよろしくお願いいたします』

「ご提示」の例文

「ご提示」の例文は以下の通りです。

・『身分証をご提示願えますか』
・『カードをご提示いただきありがとうございます』
・『最新の価格をご提示いたします』

まとめ

今回は「ご教示」「ご提示」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。