インターネット接続に関係する用語として「オフライン」と「ダウンロード」があります。
2つの言葉は何を意味しているのでしょうか。
この記事では、「オフライン」と「ダウンロード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オフライン」とは?
「オフライン」とは、「ネットワークに接続していない状態」を意味する言葉です。
ネットワーク回線を「ライン」と表現しますが「オフライン」はラインがオフになっている状態、つまり「ネットワーク回線とつながっておらず通信できない状態」を表す言葉です。
本来はローカルエリアネットワークなどさまざまなネットワークを対象に用いられる表現ですが、一般的には「インターネット回線に接続していない状態」を表す言葉として使われています。
「ダウンロード」とは?
「ダウンロード」とは、「接続回線を通じて端末にデータを転送すること」を意味する言葉です。
別のコンピュータに存在するプログラムやデータをネットワーク経由で手元の端末に転送する行為を指します。
ホストコンピューターやサーバーなど上流ノードからパソコンやスマートフォンなどの下位ノードに当たる端末へデータを転送する行為に対して用いられる表現です。
端末からサーバーにデータを転送する「ダウンロード」と逆の行為を「アップロード」といいます。
「オフライン」と「ダウンロード」の違い
「オフライン」と「ダウンロード」の違いを、分かりやすく解説します。
「オフライン」はネットワーク接続されていない状態を表すのに対し「ダウンロード」はネットワークに接続してプログラムやデータを端末に転送する行為を指します。
「オフライン」でも作業できるよう必要なプログラムやデータをネットワーク経由で入手する行為が「ダウンロード」です。
「オフライン」の例文
・『オフラインでもプレイ可能なゲーム』
・『セキュリティの都合上オフラインで作業しなければいけない』
「ダウンロード」の例文
・『新作ゲームをダウンロードで購入する』
・『容量が大きいのでダウンロードに時間がかかる』
まとめ
「オフライン」と「ダウンロード」は全く異なる意味を持ちます。
似ている要素があるため混同しやすいのですが正しく意味を理解しておきましょう。