この記事では、「ロブスター」と「オマール海老」の違いを分かりやすく説明します。
ロブスターとは?
ロブスターとは、英語の「 Lobster」をそのまま日本語読みした言葉になります。
エビ目ザリガニ下目アカザエビ科ロブスター属に属する甲殻類のことを指しており、主にヨーロッパやアメリカで食べられています。
高級食材として知られ、日本にも輸入されるようになりました。
茹でたり蒸したりして食べるのが一般的ですが、半分に割って焼いて食べることもあります。
また、ビスクというスープにしたり、ブイヤベースなどの料理にも使われます。
ビスクはフランス生まれのクリームベースの濃厚なスープで、エビなどの甲殻類から作られます。
オマール海老とは?
オマール海老のオマールは、フランス語の「Homard」を日本語読みした言葉です。
エビ目ザリガニ下目アカザエビ科ロブスター属に属する甲殻類のことをいい、ロブスターと同じものです。
大きなハサミを持っていて、身には弾力がありプリプリとした食感です。
ロブスターとオマール海老の違い
ロブスターとオマール海老は同じものなので、違いはありません。
フランスではオマールと呼ばれていて、アメリカではロブスターと呼ばれています。
産地によって種類が分かれており、大西洋のノルウェーから地中海にかけて分布しているものはヨーロピアン・オマールといいます。
大西洋西岸に分布しているものは、アメリカン・ロブスターと呼ばれています。
その他にもアフリカで獲れるケープロブスターやトリスタングターニャ産のトリスタン・ロック・ロブスターもありますが、流通量は少ないです。
ケープロブスターはロブスターという名前が付いており昔はロブスター属に分類されていましたが、現在はホマリヌス属という種類に分類されます。
味もあまり良くありません。
まとめ
ロブスターとオマール海老は同じもので、エビ目ザリガニ下目アカザエビ科ロブスター属に属する甲殻類のことです。