この記事では、「プータロー」と「フリーター」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「プータロー」とは?
社会人として働ける年代になっても会社に就職して働かない人を「プータロー」といいます。
職に就かず家の中でゲームしたり、寝てばかりいる、たまに外出して街を当てもなくふらつくといった行動を見せるのです。
令和に入ってからはあまり使われていない言葉ですが、平成初期には仕事を探さず、やる気がまったく見られない考え方をする無職の人を指す呼び方でした。
そのような大人を見下し、揶揄するとき周囲が「プータロー」と言って馬鹿にするときよく使われていた言葉です。
「フリーター」とは?
正社員として企業に就職して働いているのではなく、自分が好きな曜日と時間だけ働くといった人を「フリーター」といいます。
例えば、今週は3日間だけ5時間働いても、来週は火と水曜日だけアルバイトすると変えたり、来月は休んで遊び、また再来月にしっかり働くため日程を入れるのが「フリーター」の働き方です。
元々はフリーアルバイターを略して若者の間では「フリーター」といって働く人を指します。
この呼び方に当てはまる年齢は15から34歳であり、働く期間が前もって決まっている契約社員や派遣されて仕事する社員も含まれるわけです。
「プータロー」と「フリーター」の違い
「プータロー」と「フリーター」の違いを、分かりやすく解説します。
大人になっても定職に就かず、仕事しない人を「プータロー」といいます。
健康で体力もあるというのに通勤して働こうとせず、家でいつもふらついては親を困らせる息子や娘を指し、性別に関係なく馬鹿にするとき使う呼び方です。
この「プータロー」は就労して働きたいと思っても、仕事して働かない人も含めてこのように呼びます。
もう一方の「フリーター」は15から34歳までの人で、自分が働きたいとき仕事する契約社員やパートを含めて指す呼び方です。
ただ、まったく収入がない「プータロー」とは違い、働いてお金を得る者という違いがあります。
まとめ
どちらも正社員として働いていない人を指す呼び方ですが、収入があるかないかの違いがあると覚えておくといいでしょう。