この記事では、「ジャンプスターター」と「バッテリー充電器」【ばってりーじゅうでんき】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ジャンプスターター」とは?
車のバッテリーが上がり、エンジンがかからないという問題が起きたとき使って始動させるものを「ジャンプスターター」といいます。
エンジンが停止している場合でも外付けできるため、この電力を使えば簡単に始動させて走行可能な状態にできるのです。
バッテリーがあがってしまった車やバイクのエンジンに取り付ける道具を用いてつなげば、エンジンが動くまで利用できます。
外出先でも使えるようバッテリーを内蔵しているので、電気がない状態でも電圧を加えてセルモーターを回せるところが便利です。
また、どこでも作動できるようリチウムイオン電池を搭載して大電力を流せます。
「バッテリー充電器」とは?
いつでもバッテリーが上がったときエンジンを回すのに車の中や玄関先に置いておく車の道具を「バッテリー充電器」【ばってりーじゅうでんき】といいます。
この充電器は、あまり乗る機会が少ないためエンジンをかけていない状態が続き、ひとりでに放電した車に使うのです。
性能が弱っているエンジンに対して、バッテリーがあがってエンジンがかからないといった問題が起こらないように、「バッテリー充電器」でしっかり正常な状態にするのです。
「ジャンプスターター」と「バッテリー充電器」の違い
「ジャンプスターター」と「バッテリー充電器」の違いを、分かりやすく解説します。
大電力を流せるため、バッテリーがあがって停止してしまった車のエンジンでも外出先で容易に電圧を流せます。
常に車にのせて運べるよう小型化をはかり、簡単にケーブルを繋げて安全に電流を流し、停止したセルモーターを復活させられる便利な道具です。
もう一方の「バッテリー充電器」はバッテリーがすでに上がってしまい、走行不可能になる前に備えておく車用の道具になります。
充電時間は少しかかりますが、ある程度その車のバッテリーを家庭用のコンセントで簡単に充電できる便利なものです。
使い方は、車の電圧を調べて、適切に使えるものを選びます。
使い方としては、バッテリーの赤色であるプラス極とマイナス極へそれぞれ同じ色のケーブルをつなげて、充電のアンペア数を定めます。
90%の充電量を超えたとき、充電が無事完了するわけです。
まとめ
どちらも車に関連した道具ですが、バッテリーがあがった後に使うか、あがる前に使って正常な状態で車に乗れるようにするといった違いがあると覚えておくといいでしょう。