この記事では、「そうしましたら」と「それでは」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「そうしましたら」とは?
「それなら」を丁寧な敬語にした言葉が「そうしましたら」です。
客からいつまでに商品を届けてくれるか聞かれたとき、失礼がないよう「そうしましたら、木曜日の午後までにお届けします」と返答します。
使う相手としては、客や目上の人、取引先などに対して具体的に返答するとき使う言葉です。
主に、主導権を持つ側が返答する際に使い、「じゃあ」、「なら」といった言葉を職場で使うとき敬語にして伝えます。
「それでは」とは?
前置きしてから本題に移るとき使うのが「それでは」です。
前に話した内容を変えて、新しく話するとき「それでは、本題にうつります」と伝えます。
主に、聞く人の神経を集中させたいとき「それでは」と伝えるのです。
「それでは、また来月お会いしましょう」と言えば、また日を改めて会う約束する気持ちを伝えられます。
「そうしましたら」と「それでは」の違い
「そうしましたら」と「それでは」の違いを、分かりやすく解説します。
相手からの質問や催促に対して、具体的な返答を丁寧に伝えるとき「そうしましたら」と文章の先頭に付けて、その後、具体的に提出日や納品する期日を伝えます。
相手がこのようにして欲しいと頼まれたときは、何をいつどのようにするか伝えるわけです。
もう一方の「それでは」は違う内容に変えて伝えたいときや、その場にいる人の気を引きたいと思うときに使います。
「そうしましたら」の例文
・『そうしましたら、来月までに内容を決定してお知らせ致します』
・『そうしましたら、16時までにバイク便で書類を送らせて頂きます』
「それでは」の例文
・『それでは、改めて商品開発における内容を決めさせて頂きます』
・『それでは、見直すべき内容を取り上げて議論します』
まとめ
似たような使い方する言葉を2つご紹介しましたが、使う場面が異なりますので、うまく使い分けて用件を伝えてみるといいでしょう。