この記事では、「木漏れ日」と「木洩れ日」の違いを分かりやすく説明していきます。
「木漏れ日」とは?
「木漏れ日」とは、木の枝や、葉の間からさし込む太陽の光のことを言います。
「木漏れ日」の「木」は「き」、「立ち木」、「材木」、「もく」などの意味しています。
また、「漏」は「もる」、「もれる」、「もらす」、「光、液体、気体が隙間から外へ出る」、「秘密が外部に知られる」などの意味があります。
さらに、「日」は「ひ」、「太陽」、「陽の光」、「昼間」、「日曜日」などを表しています。
「木漏れ日」は「木漏れ陽」の漢字表記もあります。
「木洩れ日」とは?
「木洩れ日」は「木漏れ日」と同じ意味になります。
「洩」は「もれる」、「もらす」、「伸びる」などを意味しています。
また、「木」、「日」の意味は、前述の通りになります。
「木洩れ日」は「木洩れ陽」と表すこともできます。
「木漏れ日」と「木洩れ日」の違い
「木漏れ日」と「木洩れ日」の違いを、分かりやすく解説します。
「木漏れ日」と「木洩れ日」は同じ意味になり、どちらも、木々の枝や、繁った葉の隙間から、日の光がもれることを表しています。
そのため、「木漏れ日」と「木洩れ日」では、漢字の違いはありますが、意味の違いはありません。
「木漏れ日」の例文
・『私は木漏れ日の中を歩きながら、森林浴を楽しみました』
・『今日は暑く、木漏れ日の陽射しも強く感じられます』
「木洩れ日」の例文
・『今日は久しぶりの小春日和で、木洩れ日が気持ちよく感じられました』
・『日曜日の午後は、木洩れ日を感じながら、読書と昼寝を楽しみました』
まとめ
「漏」と「洩」はどちらも、「もれる」、「もらす」という意味があります。
「漏」と「洩」の漢字を合わせると、「漏洩」になり、秘密や液体などがもれることを意味しています。
「漏洩」の正しい読み方は、「ろうせつ」となりますが、慣用読みの「ろうえい」が一般的になっています。
言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。