「すみません」と「ごめんなさい」の違いとは?分かりやすく解釈

「すみません」と「ごめんなさい」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「すみません」「ごめんなさい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「すみません」とは?

初めて会う人や、目上の人に対して謝罪するとき使う言葉が「すみません」です。

自分の失敗で問題が起きたとき、相手の苛立ちを落ち着かせるためにもしっかり自分が悪かったという気持ちを伝える言葉になります。

また、相手に対して自分がやってほしいと思う願い事を伝えるとき、申し訳ないといった気持ちを込めて伝えられる言葉です。


「ごめんなさい」とは?

家族間や教師といった人に対し、悪い行為したことに反省の念を持って謝るとき使う謝罪の言葉が「ごめんなさい」です。

元々は「御免」「なさい」という命令形の言葉を掛け合わせて使います。

謝る例としては、子供が部屋を散らかして親に叱られた場合、素直に謝る気持ちを伝えるため使う言葉です。

また、過ちを犯した生徒が、怒りに震える教師に対して誠意を込めて真面目に謝るときも使います。


「すみません」と「ごめんなさい」の違い

「すみません」「ごめんなさい」の違いを、分かりやすく解説します。

職場の上司や先輩といった目上の人に対して謝罪する気持ちを伝えるとき「すみません」といいます。

自分が原因で悪い結果になってしまったことに謝罪する気持ちを伝えられる言葉です。

謝罪する相手は日頃から親しい関係であることが前提であり、社長や校長といった人に対しては少し軽い言葉になっています。

もう一方の「ごめんなさい」は、普段から気楽に話せる相手に対して、自分が悪かったとき心を込めて謝罪する気持ちを伝えるのが違う点です。

「すみません」の例文

・『何度もお昼休みのとき電話をかけてしまい、すみません』
・『すみませんが、こちらの階段を使って1階まで移動して下さい』

「ごめんなさい」の例文

・『買ったばかりの土鍋を壊してしまい、本当にごめんなさい』
・『ごめんなさい、ここでは服を脱いで入浴ができません』

まとめ

どちらも人に対して謝罪する気持ちを伝える言葉ですが、相手で使い分ける必要性がありますので、状況に応じてうまく使いこなしてみましょう。