「藤井大丸」と「大丸」の違いとは?分かりやすく解釈

「藤井大丸」と「大丸」の違いとは?違い

この記事では、「藤井大丸」「大丸」の違いを分かりやすく説明していきます。

「藤井大丸」とは?

「藤井大丸」とは京都府京都市にある百貨店です。

1870年に創業した「藤井大丸」呉服店が百貨店化の波に乗り、1912年に百貨店に近代化した歴史のある百貨店ですが、京都(地域)密着しているお店と言えます。

後述する「大丸」とわかりやすく区別して認識してもらうために漢字ではなくカタカナで「フジイダイマル」と表記されることも多いです。

現在は若者向けのセレクトショップを多く取り入れることで周囲の同業他社との差別化に成功しています。


「大丸」とは?

「大丸」とは京都の呉服屋から近代化した百貨店です。

元々は1717年に開業した時には大文字屋と言う名前でしたが、名古屋に進出した際に「大丸」屋と名乗るようになり、それから時を経て1928年に百貨店として近代化するにあたり「大丸」と屋号を改め現在に至ります。

前身は京都の呉服屋でしたが日本各地に支店を出しており、現在の本店は大文字屋時代に進出した最初の支店にあたる大阪心斎橋店です。


「藤井大丸」と「大丸」の違い

「藤井大丸」「大丸」の違いを、分かりやすく解説します。

京都府京都市にある百貨店が「藤井大丸」で、大阪府大阪市に本店を置く百貨店が「大丸」です。

「藤井大丸」は支店を出していませんが「大丸」は日本各地に支店があります。

本店の特徴としては「藤井大丸」は若者向けのファッションに強い店ですが、「大丸」は高級百貨店として高い知名度と人気を誇るお店です。

まとめ

「藤井大丸」「大丸」は名前こそ似ていますが店としての歴史も経営戦略もまるで違う全く別のお店です。

どちらも老舗ですが店としての歴史は「藤井大丸」の方が比較的浅いので、区別のために自らカタカナやアルファベットで表記するようにしています。

取り扱っている商品も大きく違うので買い物するなら違いはしっかり理解した上でお店を選ぶべきでしょう。

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