この記事では、「事業部」と「営業部」の違いを分かりやすく説明していきます。
「事業部」とは?
「事業部」とはその会社で利益を生み出す経済活動そのものを行う部門です。
企業が大きくなると何をするにも人手が掛かるようになるので仕事を部門ごとに分けるようになりますが生産や販売などを担う部門が「事業部」となります。
生産部門や販売部門開発部門など活動によって分かれていることもありますが、商品ごとに部署が分かれている「事業部」もあるでしょう。
しかしどのように部門が分かれているとしても生産販売といった事業を直接担うのが「事業部」ということに変わりはありません。
「営業部」とは?
「営業部」とはその会社で営業活動を行う部門です。
他の部門が生産した製品や提供しているサービスを利益につなげるのが「営業部」の仕事になります。
「営業部」は他の会社にこういう製品あるいはサービスはいかがですかと売り込む場合もありますが、製品を販売するための店舗を運営する部門の場合もあるでしょう。
売上を出すためには重要な部門ですが開発製造などは管轄外なので、そういった事業を担当する部門へフィードバックを行うことも重要な役目です。
「事業部」と「営業部」の違い
「事業部」と「営業部」の違いを、分かりやすく解説します。
商品やサービスの開発から生産販売までを担当するのが「事業部」で、自社製品やサービスを売り利益につなげるのが「営業部」です。
「事業部」は販売だけでなく開発や生産も含みますが、「営業部」という場合売り込みや店舗経営が担当で商品開発や製品の生産は含みません。
まとめ
開発製造販売まで広く含む部門が「事業部」で、販売や売り込みだけが担当で開発や製造は担当しないのが「営業部」と考えれば違いがわかりやすいでしょう。
大きな会社であれば「事業部」が仕事によって各部門に分かれていて、その一つとして「営業部」があるという関係性の会社もあります。