「一番上」と「頂上」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「一番上」と「頂上」の違いとは?違い

この記事では、「一番上」「頂上」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「一番上」とは?

いくつか物が積み上げられた状態のとき、最初にくるものを「一番上」【いちばんうえ】といいます。

「学年で一番上の点数を採った」といえば、誰よりも優秀な成績を納めたと分かるのです。

また、「健康が一番上の兄を見習って運動する」といった使い方もでき、その学年でもかなり丈夫で病気知らずの人であると伝えられます。

このように、その分野の中でも右に出る者がいない状態であるほど優れていると伝えられる言葉です。


「頂上」とは?

山の一番標高が高い場所を「頂上」【ちょうじょう】といいます。

それ以上歩ける場所がない所を一般的に「頂上」と呼び、このようなところから「経済が先進国の中でも頂上に立つ」といった言い方して、いかにどの国よりも景気が良いか表すのです。

また、組織の役員をまとめる最高の権力者を指すとき使い、これ以上の地位はないという人に対して使われています。


「一番上」と「頂上」の違い

ここでは「一番上」「頂上」の違いを、分かりやすく解説します。

番号の最初にくるものを「一番上」といいます。

使い方としては、「一番上にある本を読む」といったように、自分がかなり気になるものを手にしてじっくり内容を把握しつつ読みたいと思うのです。

主に、序列の中で最も上位を指し、優れた能力を持つ人を指すとき使います。

もう一方の「頂上」は山の一番標高が高い場所を指し、そこから最高の地位である人に対して使う場面でも使う言葉です。

「一番上」の例文

・『一番上にある皿を選び、料理をきれいに盛り付けた』
・『一番上の営業成績を打ち出し、大きく会社に貢献した』

「頂上」の例文

・『頂上にかかる白い雲がまるで龍のように見える』
・『日本に旅行する外国人は、富士山の頂上を目指す』

まとめ

これ以上はない所を指す言葉と、地位や山の頂上といったところを指す言葉を2つご紹介しました。

どのように使うかに目を向けて、うまく場面により使ってみるといいでしょう。

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