この記事では、「細切れ」と「切り落とし」の違いを分かりやすく説明していきます。
「細切れ」とは?
この言葉には2つの意味があります。
ひとつは、細かく切られたものです。
ひとまとまりになっているものを、ひとつひとつ小さく切ったものをいいます。
この意味では「細切れの時間」のような使い方をします。
もう一つは、肉などを細かく切ったものです。
スーパーなどで「細切れ肉」として売られているものは、肉の不特定の部位の切れ端を集めたものです。
肩やももなど、さまざまな部位の肉が含まれています。
炒め物、煮物、汁物など、さまざまな料理に活用することができます。
「切り落とし」とは?
この言葉の主な意味は2つです。
ひとつは、物の一部を切って大本の部分から離すこと、また離したものです。
木を剪定するとき、木の本体となる部分から枝などを切り離します。
こういったことを意味します。
もう一つの意味は、肉や魚などを切り分ける際にできる、数や形などがそろわない部分です。
肉には、肩、もも、胸などいろいろな部位があります。
この言葉が意味するものは、特定の部位の切れ端です。
スーパーなどで売られているものは、豚のもも肉ならもも肉の切れ端だけを集めています。
他の部位は混ざっていません。
パッケージには、特定の部位の肉であることがわかるように記載されています。
「細切れ」と「切り落とし」の違い
「細切れ」と「切り落とし」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらの言葉にも、肉の切れ端という意味があります。
売られているものは、この2つの言葉を使い分けています。
前者は、いろいろな部位が混ざっています。
肉を切り分ける際にでる、もも肉やバラ肉などさまざまな肉の切れ端を集めたものです。
後者は、特定の部位の切れ端です。
もも肉なら、もも肉の切れ端だけを集めています。
まとめ
肉の切れ端という点では意味が似ていますが、いろいろな部位が混ざっているのか、特定の部位なのかという点に違いがあります。