この記事では、「草花用培養土」【くさばなようばいようど】と「野菜用培養土」【やさいようばいようど】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「草花用培養土」とは?
花の数を増やしたり、美しく咲くよう土をいい状態にしたものを「草花用培養土」【くさばなようばいようど】といいます。
マグネシウム分を増やして葉の色が美しい緑に育ち、リン酸の量を増やして美しい花が咲くよう調合されているわけです。
また、有機石炭を配合したものはミネラルやカルシウムを多く含むなど、草花を育てるために必要な栄養分がいくつも入っています。
この「草花用培養土」は通気性が良く、保水性にも優れているものがあり、根が腐らないといった商品が売っています。
「野菜用培養土」とは?
野菜作りに最も適した土を「野菜用培養土」【やさいようばいようど】といいます。
ステビアやカルシウム、アミノ酸といった栄養分が色々入っていることで野菜の旨みを引き出し、濃い味が楽しめるように育つわけです。
酸素供給剤を配合している培養土は根腐れを防ぎ、土にしっかり根張りしてしっかり栄養分を吸い上げられるようにします。
野菜本来の色を引き出して鮮やかに育ちます。
また、肥料設計によってりん酸成分が入っているものは実付きを高めて、ココナッツピートで重量を減らす土です。
「草花用培養土」と「野菜用培養土」の違い
「草花用培養土」と「野菜用培養土」の違いを、分かりやすく解説します。
花の色づきや数を増やせるのが「草花用培養土」であり、カルシウムやステビアなどの成分が調合されています。
リン酸やマグネシウム、アミノ酸といった健康に育つよう栄養が配合されている土です。
もう一方の「野菜用培養土」はアミノ酸やステビアなどの成分が含まれているため野菜の甘みや旨みを引き出し、美味しくなるようPHやECをしっかり調整しています。
野菜だけでなく、香草やつる種、根菜といった様々なものを栽培するときに使えるわけです。
中には苗の植え付けや移動が簡単にできるもの、重量を軽減した商品まであります。
まとめ
どちらも簡単に栄養を与える土ですが、成分の配合に違いがあったり、草花か野菜に適したものといった点が異なりますので、自分なりに比較してみるといいでしょう。
