「理詰め」と「論理」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「理詰め」と「論理」の違いとは?違い

この記事では、「理詰め」「論理」の違いを分かりやすく説明していきます。

「理詰め」とは?

理詰めは、りづめと読むべき言葉です。

文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、物事の筋道やどうりといった意味を持っている、理の漢字に、つめる事といった意味を所有する、詰めの文字を加える事で完成した言葉となっています。

以上の事から理詰めは、議論等において、理屈で押し通す事を示すのです。

要するに議論の場なので、理屈を並べて筋道を立てる事で、相手が納得出来る様な形にやや強引に持って行くといった意味の言葉として使われています。


「論理」とは?

論理は、ろんりと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、物事のどうりを述べるとか、意見等の意味の論の漢字に、ことわりやもっともな事といった意味がある、理の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

故に論理は、考えとか議論を進めて行くための筋道を表すのです。

つまりは、結論に至るまでの、思考の流れという意味の言葉として、この論理は使われています。


「理詰め」と「論理」の違い

理詰めと論理の文字表記を並べて見比べを実行してみると、詰めと論という文字の違いがある事に気付けるものです。

逆に言えば、理の漢字は共通しており、どちらも議論の場で登場する事が多い言葉となっています。

とはいえ理詰めは、相手が納得する様に理屈で押し通す事を示すのです。

もう一方の論理は、思考や検証を組み立てる際の筋道、といった意味を表します。

まとめ

2つの言葉には同じ漢字が使用されている上に、どちらも議論の場等で登場する事が多い言葉同士です。

ただし指し示す意味には違いが見られるので、そこを把握すれば問題なく使い分けする事が出来ます。

ちなみに理詰めは、理屈を駆使して相手が納得する様に押し通す、という意味の言葉として用いられています。

対する論理は、結論に到達するまでの思考の流れ、といった意味の言葉として使用されているのです。

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