この記事では、「こどおじ」と「実家暮らし」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「こどおじ」とは?
大人になった男性がいまだ子供部屋に住んでいることを「こどおじ」といいます。
「こど」は子供部屋を、「おじ」はおじさんの言葉を取り、掛け合わせた呼び方です。
30歳以上になっても独り立ちできない「こどおじ」は精神年齢が低いのでアニメやゲームが好きで、お金の使い方が少しずれた人が多い傾向が見られます。
ただ、仕事している人が多く、自ら車を所有し、服や生活用品を稼いだお金で買っているのがニートとは違うところです。
この呼び方の発祥となるのが2014年に登場した格闘ゲーム板で、実家暮らしするおじさんが偉そうに人を叱るところにスレ住民が苛立ち、おじ煽りが始まります。
そして、2019年になると「こどおじ」という言葉が掲示板でよく使われるようになったのです。
「実家暮らし」とは?
結婚相談所では独身男性で実家に親と暮らしている人を「実家暮らし」【じっかぐらし】と位置づけています。
男性のみならず、女性も対象となり、30代以上の人もこのように呼び、相手が長男である場合、結婚すれば相手の親と暮らすことが前提と分かるのです。
たいていは20代までが実家で暮らす人が多く、毎月家に4万円ほどのお金を渡しては暮らしています。
家賃に回すお金が無いだけに、貯金できる額も増えますし、親が食事を作ってくれたり、洗濯もする場合が多いため時間も自由に使えるのが「実家暮らし」したいと思わせるところです。
「こどおじ」と「実家暮らし」の違い
「こどおじ」と「実家暮らし」の違いを、分かりやすく解説します。
子供の頃から使っている部屋に住むおじさんを「こどおじ」と呼びます。
ずっとその部屋で寝て、過ごしてきたおじさんはそこから仕事に行ったり、遊びに行くのです。
大半は独身者で、親と一緒に住む人が多い傾向が見られます。
そして、親が亡くなれば実家を受け継ぎ、一人暮らしを満喫するのです。
もう一方の「実家暮らし」は家賃がかからず、親と一緒に暮らす楽しさを満喫する人が多い傾向が見られます。
毎月家にお金を入れるか、まったく入れない派に分かれていて、親に料理を作らせたり、ゴミ出しさせる男性もいるのが現実です。
まとめ
会社が家から近いので、あえて実家で暮らす「こどおじ」も多い現実があります。
彼等の多くが独身で、将来的にも結婚しないか、一人暮らしはしない人が多いと覚えておくといいでしょう。