この記事では、「水上オートバイ」【すいじょうおーとばい】と「ジェットスキー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「水上オートバイ」とは?
「水上バイク」を正式に呼ぶとき、「水上オートバイ」【すいじょうおーとばい】といいます。
運転するときは特殊小型船舶免許が必要であり、安全に水の上で乗れるよう教習を受けた者だけが乗れるわけです。
船体下から水を取り入れて、水流を加速させるポンプによって前に素早く前進できる乗り物になります。
国内では1970年代から販売され、主に米国人が乗って楽しむものでした。
時代と共に日本人がリゾート地で遊ぶ機会が増えていったことから販売台数も増えていき、カワサキ社がより運転しやすく開発して売り出したのが「水上オートバイ」なのです。
「ジェットスキー」とは?
バイクを手がける川崎重工の子会社であるカワサキモータースが唯一使える名称が「ジェットスキー」です。
水上オートバイとは呼び方が違うだけで意味は同じであり、性能から機能までほぼ同じ乗り物を指します。
「水上オートバイ」のメーカーとして世の中に多くの商品を送り出し、さらに機能や性能を高めるため研究する会社です。
そして、優れた走行性と乗り心地が米国の人々に受け入れられて、商業的に成功した乗り物になります。
「水上オートバイ」と「ジェットスキー」の違い
「水上オートバイ」と「ジェットスキー」の違いを、分かりやすく解説します。
スキータイプの一人乗りから、ランナバウトといった最大で4人乗れるタイプがあるものを「水上オートバイ」といいます。
競艇ではかなり速度が出せるように開発したスポーツバイクが販売されるなど様々なタイプが販売しているわけです。
リゾート地ではランナバウトタイプでインストラクターが運転しながら海の上で速度を出して爽快感を味わったり、大自然を満喫して楽しむバイクもあります。
もう一方の「ジェットスキー」は、日本のカワサキモータースが研究して売り出した水の上を走る乗り物であり、唯一この名で商品を売り出せる会社です。
現在は他社も「水上オートバイ」ではなく、「ジェットスキー」といって売り出す場合があります。
まとめ
水の上を走る乗り物をご紹介しましたが、どちらもほぼ同じ性能を持つものです。
ただ、開発メーカーが名乗れる呼び方に違いがあると覚えておくといいでしょう。
