この記事では、「推薦」と「特待生」の違いを分かりやすく説明していきます。
「推薦」とは?
「推薦」は「すいせん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「人をその地位や役職に適しているとして、他人にすすめること」です。
2つ目は「良いものとして人にすすめること」という意味です。
3つ目は「入学試験において、在学中の学業成績や、活動の実績を元に、試験を免除したり、別枠試験で合格させること」という意味です。
下記で紹介する「特待生」との関連用語として使う場合、こちらの意味になります。
「推薦」の言葉の使い方
「推薦」は、学校の場合「推薦入試」「推薦入学」の略語として使われます。
在籍する学校から、入試を受ける学校へ「ふさわしい、適しているとしておすすめすること」を表します。
基本的に、学校から「推薦」の許可を受けた生徒だけが出願可能で、面接だけ、作文だけ、或いは試験を免除など、入学への難易度が低くなります。
ただし、中には不合格になる場合もあります。
「特待生」とは?
「特待生」は「とくたいせい」と読みます。
意味は「入学時に、学業やスポーツなど、特定の分野で優れている生徒に対し、入学金や授業料を減免したり、奨学金を支給するなどの制度」という意味です。
出願時からその湯様な条件であることを表します。
「特待生」の言葉の使い方
「特待生」は「特別待遇学生」の略です。
上記で紹介した「推薦」制度のひとつですが、基本的に、ある分野で非常に優れた成績や実績を出している生徒で、出願する学校側から「入学して欲しい」と指名されることが多くなります。
学費の一部、または全てが免除されるシステムですが、こちらも不合格になる場合もあります。
「推薦」と「特待生」の違い
「推薦」は「入学試験において、合格することを前提に、試験を免除または別枠で受験できる制度」です。
「特待生」は「入学試験において試験を免除できたり、入学後に学費を減免してもらえる制度」です。
「推薦」の例文
「推薦」の例文は以下の通りです。
・『学校推薦で合格する』
・『スポーツ推薦なので部活を辞められない』
・『推薦入試で落ちて一般入試で合格する』
「特待生」の例文
「特待生」の例文は以下の通りです。
・『彼は野球強豪校へ特待生入学した』
・『大学に特待生で合格する』
・『特待生として学費を全て免除してもらう』
まとめ
今回は「推薦」と「特待生」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
