「つまり」と「すなわち」の違いとは?分かりやすく解釈

「つまり」と「すなわち」の違いとは?違い

この記事では、「つまり」「すなわち」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「つまり」とは?意味

前に述べたことをさらに深堀し、意味を分かりやすく解説するとき「つまり」を使います。

述べた内容の本質に迫るため、「つまりこういった解釈するといい」と簡単で簡潔に聞いている人へまとめて解説するわけです。

接続語として使われている言葉であり、やわらかい口調で述べるときに使われています。

大学の講師では、計算する形式を書いた後、教授が「つまりこうなる」とどうしてそのような回答になるか伝えるわけです。


「すなわち」とは?意味

「つまり」よりもややかたい表現で使うときは「すなわち」といいます。

ほとんど意味としては同じでありますが、より真面目に人へ述べるときに使えば、聞く相手に専門的な情報をしっかり伝えられる言葉になるわけです。

「すなわち、この回答はこうである」と年上の教授や専門家が確信的な答えを伝えるときよく使われています。

前文とまったく同様の意見を手短に省略したり、別の表現で表したいと思うときに使う言葉です。


「つまり」と「すなわち」の違い

「つまり」「すなわち」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも前の文脈の接続詞としてつながり合うように使う言葉ですが、「つまり」はあまりかたくるしく伝えなくてもいい状況において使われています。

「つまり」は、前に述べたことを言い換えて、分かりやすく手短に省略して伝えるとき使うわけです。

もう一方の「すなわち」は、前文と関係性を持った上で考え方や状況を違う言葉で表すときに使います。

「つまり」の例文

・『東京にヒョウが降る光景を始めて見た。つまり、とても珍しい光景だ』
・『毎日12時間、つまり、一日の半分をインターネットしている』

「すなわち」の例文

・『今度は沖縄、すなわち本土ではない場所に引っ越す』
・『希望捨てず、すなわち未来は明るい方向に開ける』

まとめ

同じ意味を持つ言葉ですが、微妙に使い方に違いがありますので、自分なりにうまく使いこなして、相手を納得させる文章を作ってみるといいでしょう。

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