「アクロバット」と「アクロバティック」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「アクロバット」と「アクロバティック」の違いとは?違い

この記事では、「アクロバット」「アクロバティック」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アクロバット」とは?

アクロバットとは、普通の人には行うことが難しい軽業や曲芸、高度な技を必要とする全身運動のことをいいます。

アクロバットの語源はギリシア語で、つま先で歩くという意味があります。

そのためヨーロッパでは綱渡りのことを指していました。

現在は高度な技を要する全身を使った運動をアクロバットと呼んでおり、スポーツや舞台芸術、サーカス、ダンス等の分野で使われています。


「アクロバティック」とは?

アクロバティックとは、曲芸や軽業のような様子という意味の形容詞です。

「アクロバティックな演技」とか「アクロバティックな技」といった使い方をします。


「アクロバット」と「アクロバティック」の違い

アクロバットは普通の人では行うことが難しい曲芸や軽業のことで、アクロバティックはその様子を表す言葉です。

アクロバットは名詞ですが、アクロバティックは形容詞になります。

英語ではアクロバットのことを「acrobatics(アクロバティクス)」といいます。

acrobat(アクロバット)という英語もありますが曲芸師や軽業師という意味になるので、日本語と英語では微妙に意味が異なっています。

acrobatの語源はギリシア語で、「高い」を意味する「akros」と歩くことを意味する「bat」が一緒になって生まれました。

アクロバティックは英語のacrobaticをそのまま日本語読みしています。

そして、acrobaticから派生して生まれたのがアクロバットを意味するacrobaticsです。

アクロバティックな演技や技という意味でacrobaticsが誕生しました。

まとめ

アクロバットは、普通の人では行うことが難しい軽業や曲芸、高度な技を要する全身運動のことをいいます。

その様子を表しているのがアクロバティックです。

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