この記事では、「品番」と「型番」の違いを分かりやすく説明していきます。
「品番」とは?
「品番」とは製品を区別するために異なる番号を割り振ったものです。
基本的にすべての製品に「品番」は割り振られており、同じ機能を持つものでも形状が違ったりカラーリングが違うだけでも異なる番号が割り振られます。
客は「品番」を気にせず購入しますが店側としては仕入れの発注をする時にその「品番」で注文することで必要なものを仕入れることが可能です。
また「品番」ごとに在庫管理することで何がよく売れているかやどれの在庫が不足気味かなどをわかりやすく管理できます。
「型番」とは?
「型番」とは製品の型式を区別するために付けられる番号です。
例えば車やパソコンのような機械は外装が同じでも中身の部品を入れ替えて性能を向上させたり、逆に安価な部品を使うことで性能は低くなるけれど安いタイプとして売ることがあります。
それらをどれも一緒くたにすると客が求めているものを提供するのが難しくなるので、別物として区別するために付けられる番号が「型番」です。
見た目での違いではなく機能や性能の違いによって区別されます。
「品番」と「型番」の違い
「品番」と「型番」の違いを、分かりやすく解説します。
製品を様々な違いで別物として扱うために割り振る番号が「品番」で、製品を機能や性能で別物として扱うために割り振る番号が「型番」です。
「品番」はあらゆる商品につけられますが「型番」は主に車やパソコン家電など機械に付けられます。
形状や色が違えば「品番」は変わりますが、「型番」は機能や性能の違いで区別するために付けられ使われている部品が同じなら色などが違っても番号は共通です。
まとめ
製品に何らかの違いがあればその違いを区別するために付けられる番号が「品番」で、機能や性能を区別するための番号が「型番」です。
「品番」は商品管理のために使われる番号ですが、「型番」はどちらかと言えばメーカーが製品を区別管理するために付けています。
