この記事では、「向かう」と「行く」の違いを分かりやすく説明していきます。
「向かう」とは?
向かうは、むかうと読むのが正解な言葉です。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、ある方向に進むやつき従う等の意味を持っている向の漢字に、平仮名のかうを付け足す事で成立した言葉となっています。
故に向かうは、ある方向へと移動するという意味を表すのです。
つまりは、目的の場所があってそこを目指して動くという意味の言葉として、この向かうは使われています。
「行く」とは?
行くは、ゆくか、いくと読むべき言葉です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となりますが、歩いてゆくや巡る、進める等の意味を有する行の漢字に、平仮名のくを加える事で誕生した言葉となっています。
以上の事から行くは、歩いて進むとか、前方に進むといった意味を示すのです。
目的地へと移動するという意味だけでなく、単純に前に進む、という動作を表現する言葉としても、この行くは用いられています。
「向かう」と「行く」の違い
向かうと行くの文字表記を並べた上で見比べを行ってみると、使用している文字も読み方も全然違う言葉同士であると即座に気付けるものです。
所がどちらの言葉も、何処かの場所に移動するという似た意味を所有しているため、いざ使い分けを意識するとどちらを選択すべきかで悩む人は少なくありません。
所が似た様な意味でもニュアンスには違いが見られ、向かうは、目的とする場所に移動するという意味を表すのです。
もう一方の行くは、目的の場所に移動するという意味と共に、シンプルに前方に移動するといった動作の意味も示します。
まとめ
2つの言葉は見た目も読み方も似てはいませんが、どちらもある場所から移動する、という意味を指し示す事が可能です。
似た様な意味合いがある言葉同士ですが、ニュアンスや使い方には相違点を見出す事も出来ます。
ちなみに向かうは、目標とするある場所に移動する、という意味の言葉として使われているのです。
対する行くは、目的地に移動するという意味だけでなく、単に前方に進むという動作も表現出来ます。
