この記事では、「ローズヒップ」と「ローズマリー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ローズヒップ」とは?
「ローズヒップ」とは、「バラ」の果実のことを言います。
「ローズヒップ」はビタミンCが豊富に含まれており、食用、精油、薬用などに利用されています。
「ローズヒップ」の代表的な「バラ」には、「イヌバラ」と「ハマナス」があります。
どちらもバラ科バラ属に分類されています。
「イヌバラ」は樹高が1mから5mくらいの常緑低木で、ヨーロッパなどに分布しています。
「ハマナス(浜茄子)」は0. 5mから1. 5mほどの高さがある落葉低木で、 アジアの温帯から冷帯地域に分布しています。
「ローズマリー」とは?
「ローズマリー」とは、シソ科アキギリ属・マンネンロウ属に属している常緑低木のことを表しています。
地中海沿岸地域が原産で、樹高は2m程あります。
「ローズマリー」の花の咲く時期は2月から10月頃で、薄い紫や白色の花を咲かせます。
葉は単葉で、裏に白い綿毛が密に生えています。
「ローズマリー」には芳香があり、香辛料や薬用、または精油に用いられています。
また、「ローズマリー」は「蜜源植物(みつげんしょくぶつ)」になります。
「ローズヒップ」と「ローズマリー」の違い
「ローズヒップ」と「ローズマリー」の違いを、分かりやすく解説します。
「ローズヒップ」はバラ科バラ属に属する「バラ」の果実のことを意味しています。
一方、「ローズマリー」はシソ科の仲間で、樹木や茎葉などのことを指しています。
「ローズヒップ」と「ローズマリー」にはこのような違いがあります。
まとめ
「ローズヒップ」の英語表記は「rose hip」です。
「イヌバラ」の別名には、「ドッグローズ」、「ロサ・カニーナ」があります。
また、「ハマナス」には「ハマナシ(浜梨)」、「マイカイ(?瑰)」の別称があります。
そして、「ローズマリー」には、「マンネンロウ(迷迭香)」の別名があります。
「ローズマリー」は英語で「rosemary」と表記します。
「ローズヒップ」、「ローズマリー」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。