この記事では、「マッシュポテト」と「フムス」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「マッシュポテト」とは?
皮を剥いて茹でたじゃが芋にチーズを合わせてしっかり混ぜた料理を「マッシュポテト」といいます。
かなり粘りが出るまでよく混ぜ合わせるのが美味しい料理になるコツでもあり、チーズとの旨みが出せるわけです。
元々はフランスの郷土を感じさせる料理であり、懐かしさを感じる素朴な食べ物になります。
見た目は真っ白で、円形状に盛り付ければまるでショートケーキのように見えるところが愛嬌です。
米国では大皿から自分が食べたい分だけ好きな量を皿によそって食べられています。
「フムス」とは?
中東諸国でよく食べられている「フムス」は栄養価の高いひよこ豆を茹でてしっかり潰し、ペースト状にしたものを指します。
肉に付けて食べたり、野菜のディップとして使う場合もあるなど、自分なりの食べ方ができる料理です。
味付けは練りゴマやレモン汁を絞り、ニンニクで辛味を付け、さらにはオリーブオイルで味に深みを出します。
見た目は真っ白なひよこ豆の色が出ますが、オリーブオイルを上からかければ黄色と白の美しい2つの色が出た美しい料理になるわけです。
「マッシュポテト」と「フムス」の違い
「マッシュポテト」と「フムス」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも滑らかな食感のペースト状である料理ですが、じゃが芋を茹でてペースト状になるまでしっかり潰した芋料理を「マッシュポテト」といいます。
とても滑らかな芋の味が楽しめる一品で、チーズ以外は余計なものを入れない料理です。
米国ではボールや大きな食器に盛り、家族にまわして皿によそって食べます。
もう一方の「フムス」はひよこ豆をペースト状になるまでよく潰したもので、レモン汁やニンニク、オリーブオイル、ゴマを練ったものを好みの量入れて混ぜ合わせた中東の代表的な豆料理です。
まとめ
どちらも見た目が真っ白な料理といった点は同じですが、じゃが芋かひよこ豆の違いがありますので、自分なりに味を確かめてみるのもいい比較方法となるでしょう。