この記事では、「パレード」と「カーニバル」の違いや意味を分かりやすく説明していきます。
「パレード」とは?
広い場所で行う「パレード」は、集まった人たちに団体で同じ動きをして見せたり、踊って楽しませることを「パレード」といいます。
何列かに並び、覚えた踊りを披露したり、楽器演奏して喜ばすのです。
数多くの人が祝うため音楽をかけながら大通りを楽しく歩いたり、歌を歌って歩く、馬に乗るなどして観客を楽しませます。
たいていは屋外で行われ、派手な格好して踊るか、鼓笛隊が楽器を演奏するといった陽気で楽しい時間を人々と共有するわけです。
「カーニバル」とは?
キリスト教の謝肉祭を祝うため人々が一箇所に集まって行われるのが「カーニバル」です。
祭典といった意味もあるので、農耕を祝うための祭りになります。
この歴史はとても古く、古代ローマ時代にまでに遡る話です。
ゲルマン系の民族が春に行ったことが始まりで、時代と共にキリスト教で行うようになりました。
後に、カトリックでは四旬節に行う行事として独特な仮面をかぶり、ドレスに身をまとった人々が街を練り歩く仮面舞踏会や、花を投げて祝うといった「カーニバル」も増えていったのです。
「パレード」と「カーニバル」の違い
「パレード」と「カーニバル」の違いを、分かりやすく解説します。
祝ったり、イベントが開かれたとき、そこにいる見物人に対して見せる行列を作って見せることを「パレード」といいます。
屋外で行うため、観客も何万人と大勢が集まって踊ったり、人々が陽気に練り歩く姿を見て一緒に楽しむのです。
もう一方の「カーニバル」は謝肉祭といった意味があり、個性的なお面をかぶって街を練り歩きます。
ローマ時代から始まったこの祭りはキリスト教で行う祭りとして現代にまで引き継がれていて、1週間程度行われるのが一般的で、人々は変わった仮面をかぶり、個性的な衣装着て街を歩くのです。
まとめ
どちらも多くの人が集まるものですが、行列を作って観客に見せるか、農耕に感謝を込めてキリスト教が行うかの違いがありますので、自分なりに異なる点を見比べてみるといいでしょう。