この記事では、「パッファローチェック」と「ブロックチェック」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「バッファローチェック」とは?
秋や冬といった寒い季節に着る厚手のジャケットや、起毛シャツに用いられるのが「パッファローチェック」です。
デニムにもよく合うチェック柄であり、赤に黒といったまったく違うはっきりした印象の強い柄が2つ使われているものを指します。
このチェック柄の由来は、その昔、自分の農場にいたバッファローの大群を見た主が、その光景を元にデザインしたのが赤と黒のチェック柄だったのです。
このことから、「バッファローチェック」となり、大胆なお洒落シャツとして幅広い年代の人が着るようになりました。
「ブロックチェック」とは?
正方形の柄を一般的に格子柄といい、海外では「ブロックチェック」といいます。
黒と白、青に水色といったように濃淡がはっきり違う色を2つ交互に配置した模様であり、格子のサイズが大きいものを指すわけです。
遠くの方から見てもかなり目を引き付ける柄で、強い印象を与えます。
市松模様が日本ではよく知られた「ブロックチェック」であり、その昔、歌舞伎の人気役者であった佐野川市松がよく履いていた袴に使われていた模様であったところから、このような呼び方が採用されました。
「バッファローチェック」と「ブロックチェック」の違い
「バッファローチェック」と「ブロックチェック」の違いを、分かりやすく解説します。
大胆なチェック柄が印象的で、厚手の起毛素材であるシャツを「バッファローチェック」といいます。
デニムや革のブーツにも相性が良く、動き易さと切れにくい素材であるため、牧場や活動的な人に最適なシャツとして着られている服です。
酪農家や登山家など外で活発に動く人にも愛されている服でもあります。
もう一方の「ブロックチェック」は正方形で色の濃淡がはっきり出た印象強い色が出た格子柄であり、「バッファローチェック」よりも柄が大きいところが違う点です。
まとめ
どちらも格子柄であり、2色使った柄を指すシャツになります。
肌触りや色、着心地を自分なりに比較してみるといいでしょう。