この記事では、「トニックウォーター」と「炭酸水」の違いを分かりやすく説明します。
トニックウォーターとは?
トニックウォーターとは、炭酸水にハーブや柑橘類の果皮のエキス、糖分などを加えた清涼飲料水のことをいいます。
イギリスの植民地だった熱帯地域で誕生したとされ、元々は医療用として飲まれていました。
当時はキニーネと呼ばれるキナの樹皮に含まれる成分が含まれており、独特の苦みがあるのが特徴です。
現在ではキニーネが含まれているものもありますが微量で、その代わりに香料等が使われています。
日本ではキニーネが禁止されているわけではありませんが、コストの観点から香料が使われているものがほとんどです。
トニックウォーターはカクテルにもよく使われていて、ジン・トニックやウォッカ・トニック、スプモーニ等があります。
炭酸水とは?
炭酸水とは、炭酸ガスが含まれている水のことをいいます。
水に二酸化炭素を圧入することで作られており、ソーダやソーダ水と呼ばれることもあります。
炭酸水に香料や調味料を加えたものは、炭酸飲料として販売されています。
シュワシュワとした弾けるような口当たりが特徴で、爽快感が感じられます。
自宅で簡単に炭酸水が作れる炭酸水メーカー等もあります。
炭酸水メーカーはソーダマシンと呼ばれたりもします。
炭酸水は焼酎を割って酎ハイを作る時やウイスキーを割ってハイボールにする時にも用いられます。
トニックウォーターと炭酸水の違い
炭酸水にハーブや糖分を加えたのがトニックウォーターです。
炭酸水に含まれているのは炭酸ガスのみになります。
トニックウォーターは、ジン・トニックやウォッカ・トニック、スプモーニといったカクテルを作る時に用いられており、炭酸水は酎ハイやハイボールを作る時に用いられます。
まとめ
水に炭酸ガスが含まれているのが炭酸水で、炭酸水にハーブや糖分が加えられているのがトニックウォーターになります。