「コント漫才」と「しゃべくり漫才」の違いとは?分かりやすく解釈

「コント漫才」と「しゃべくり漫才」の違いとは?違い

この記事では、「コント漫才」【こんとまんざい】と「しゃべくり漫才」【しゃべくりまんざい】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「コント漫才」とは?

最初は漫才として始めるものの途中で話を変えて、まったく今までの話とは違う芝居を演じて笑わせることを「コント漫才」【こんとまんざい】といいます。

舞台に出てきたときは普段の何気ない話をしておいて、急にありえそうな職業でのボケを見せたり、話題の人物になりきってふざけた言動を見せて笑わすのです。

そのボケる相方に対して、もう片方が突っ込みを入れてさらに客を笑わせるといったネタを見せるのがこの「コント漫才」の面白さになります。


「しゃべくり漫才」とは?

芸人が舞台上でお互いに話して客を楽しませるのが「しゃべくり漫才」【しゃべくりまんざい】です。

寸劇などは入れず、ずっと話題の話を取り上げたかと思うと二人で話を広げていき、客を引き込みつつ笑わせる話術を披露します。

1人がボケればもう片方が「なんでやねん」と勢いよく相手に突っ込みを入れるその姿に客は爆笑するのです。

和芸ともいうべき漫才でもあり、いかに客をあきさせずに笑わせるかを考えた芸でもあります。


「コント漫才」と「しゃべくり漫才」の違い

「コント漫才」「しゃべくり漫才」の違いを、分かりやすく解説します。

舞台に出てきた2人の芸人がたわいもない話をした後、ある人物になりきってボケをかまし、もう片方の人が突っ込みを入れるといった寸劇を見せるのが「コント漫才」です。

例えば、片方が宅配従業員になりすましてふざけた言動で笑わせ、もう一人が突っ込みを入れて笑わせます。

もう一方の「しゃべくり漫才」はボケと突っ込みに分かれて、タイミングよく相手がおかしなことを言ったかと思ったとき、突っ込みを入れるといった行為を繰り返して客を笑わせるのがこの漫才の面白さです。

まとめ

どちらも漫才の仕方を指す言葉ですが、やり方に違いがありますので、実際に見てどのようなところが異なるかを見比べてみるといいでしょう。

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